技術を習得しても良い演奏にはならない
このブログをお読みの方はフルートを吹いていたり
何かしらの楽器をご経験されていると思います。
なので「良い演奏がしたい」という思いがおありだと思うのですが
そう思った時って技術の習得を考えますよね。
キレイな音色で演奏がしたいから
ソノリテを練習したり
指が回るようになりたいから
タファネル=ゴーベールを練習したり
歌うように演奏がしたいから
アルテを練習したり
何かしらの技術の習得をしますよね。
それってとても大事ですよね。
変化を求めるのであれば行動で
いつもと違う行動が必要になります。
でも、残念ながらそれだけでは
良い演奏に変わらないってご存知ですか?
私、これまで300名以上の生徒さんを
個人レッスンで見てきましたけど
練習しても、レッスンしても
良い演奏になる人とならない人がいるんですよ。
能力?才能?
なんて思われるかもしれませんが
そこではないです。
良い演奏をされる方って
技術の習得の土台に
「良い演奏をしたい!」
「こう吹きたい!」
「こう表現したい!」
っていう熱い想いがあるんですよね。
結局精神論、根性論?
って思われてしまうと思いますが
それらもゼロではないです。
物事何でもそうですが0↔︎100じゃないです。
バランスだったり、グラデーションだったりします。
良い演奏とは
『技術×想い×練習』
この三つのバランスです。
ぜひご自身の演奏にこの三つがバランスよくなっているか
確認してみてくださいね。
